健康診断について
こんにちはゲンタロウです
今回は健康診断について記述していきます。
健康診断はサラリーマンで会社に勤めている方は、1年に1回(職種によって2回)受診したければいけないと、安全衛生法(安衛法)に定められております。
私は健康診断の業界に長く勤めていますので、私自身が思う事を書いていきたいと思います。
因みに、医療資格は持っておりません。
持っていないからこそ、一般人目線で思う事を書き記していきます。
健康診断の目的
健康診断は病院での治療とは違い、病気になる前に生活習慣を改善し、未然に病気に罹患しないようにする事が目的だと私は考えています。
国としては、病気に罹患する事を未然に防ぐことで、社会保険料の負担を減らすという目的もあります。
健康診断の受診前
よく健康診断があるから、ダイエットを始める。1週間お酒を抜く等々・・・
こういった話をよく聞きます。
これは本当に意味がある健康診断を受診しているのだろうかと私は思います。
健康診断時期だけ摂生し、仮に結果が異状なしだったとして、また元の生活に戻ってしまっては元も子もありません。
それであれば、普段通りの生活をして、先ずはその結果を受け入れ改善する事があれば改善する。その方がよっぽど意味ある健康診断になると思います。
健康診断の受診
健康診断は病気を未然に防ぐことが目的です。なので、確定診断はありません。
健康診断の結果が、異常値だった場合も病名が付く事もありません。
結果に異常があった場合は、その結果を持って病院を受診し詳しい検査を行う事が大切です。
『私は健康診断を受けているから大丈夫』という事はありません。
それを言うなら、『健康診断を受けて、結果に応じて病院を受診しているから大丈夫』となります。
健康診断を意味あるものに
健康診断は誰のために受けるかを考え受診する事が大事です。
会社員であれば会社毎、年齢、職種、時には性別等で健康診断の内容は変わってきます。
先ず自分が受ける健康診断の内容を把握してください。
健康診断当日朝食を摂って良いのか。
前日の食事は何時までに終わらせなくてはいけないのか。
事前に配られている受診票の記入は終わっているか。
事前に採取しなくてはならないものはないか。
自分の体の健康診断です。血液検査では針も刺されます。
健康診断では殆どありませんが、医療行為を行うという事はそれなりのリスクを負うという事です。
微々たるリスクですが、それを負って受診する健康診断です。自分にとって意味のあるものにしてください。
コメント